今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 554)かけうどん・小

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「しば漬け食べたい」とは昭和の傑作CMコピーですが、理由はわからないけど、本能の深海からの衝動で何か食べたくなることがママあります。


「ダシ飲みたい」が今日の情熱。できるならば関東の黒っぽいダシではなく、澄んだ関西風のダシがいい。心を鎮めるべく、脳内地図を検索する。


で、開店早々の立ち食いうどんの券売機に立つ。お得な日替わり、朝セットなど誘惑は多いけど、ダシがメインなので、あえてかけうどんを選ぶ。


シンプルイズベスト。ダシの味が濁るからね、とか言いつつ、サービスの天かすは入れてもらう。だって、朝イチの天かすはサクサク確定だもの。


かけうどん改めハイカラうどん、まずはダシをゴクリ。これこれ、透明度が高いのに、香ばしさすら感じるダシの濃さ。たまらず、二度飲みです。


うどんをすすればツルツル唇を濡らし、舌触り、喉越し、いずれも満点。モチモチの形容では物足りないほどモチモチで、後光がさしてみえる。


天かすはダシを吸ってなおサクサク。七味の刺激はさけ、おろし生姜をひと匙加えれば、胃がホカホカに温まります。まさに望みどおりのダシ!


ペットボトルで売って欲しいおいしさ。夏のききすぎた空調と闘うためにメーカーさん、ぜひご検討を! 白だし、薄めて飲むしかないかな(笑)


ごちそうさまでした。