今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 569)妖怪そば in 箱根そば

f:id:socius_lover:20210722074843j:plain


妖怪そば。どんなにおどろおどろしい食べ物なのか。この世のものが食べてよいのか、イザナミのように現世に帰って来れなくなるのではないか。


などと構えてしまうネーミングですが、種明かしをすれば箱根そばのキャンペーンで、映画・妖怪大戦争とのコラボなんだとか。色々考えるなあ。


きつねとたぬきが化かし合う、冷やしむじなそばの温玉乗せがその正体。なんだ、おいしいヤツじゃないかと安心して注文すれば、程なく到着。


冷たいそば、出汁のきいたツユ、ホロホロの揚げ玉、大判で甘いお揚げ、コクを加える温玉、涼を添えるキュウリ、サッパリさせる大根おろし


様式美の如き味わいは、さすが安定の箱根そば。むじなを小諸そばでは「ばかしそば」なんて呼びますが、妖怪との名付は思い切ったものです。


オマケでシールも付いてくるのがキャンペーンならでは。ありがたくいただこう。ぬらりひょんって確か妖怪の総大将だったよね。どこに貼ろう?


後客の紳士は妖怪うどんを頼んでいる。私と同じく、キャンペーンに目がない箱根そば愛好家と見た。同志の存在は、やはり嬉しくなっちゃう。


ごちそうさまでした。