今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 572)冷し中華

f:id:socius_lover:20210710103918j:plain


冷し中華にはランチが似合う。家でも外食でも、太陽の照りつける頃がふさわしい。もっともモーニングで冷やし中華を出す店も少ないけど。


新宿、午前9時半、目的地は開店前。時間を持て余していると、にわかに空腹を覚える。平日と異なり、ストレスのない週末は胃腸も素直ですね。


脳内地図を検索して久しぶりに梅もとへと。モーニングそばも間に合うけど、ここはあえてオススメと謳われる冷し中華を選び、食券を提出する。


厨房を覗きみれば、茹でおきではないようで、楽しみに待つ。梅もとは、ふだんラーメンを出すだけあって、中華麺の取り扱いもお手のものです。


シンプルな一杯かお目見え。澄んだスープと黄色い麺の上には錦糸卵、きゅうり、メンマ、カニカマ、ゴマ、紅生姜、辛子など、彩りはバッチリ。


丼ぶりがキンキンに冷たいのがいいね。期待とともにズルズルすすれば、かなりの酸味です。かたい辛子を少し溶かして、さらにズルズルする。


体が内側から冷えますねえ。こういうのでいいんだよを体現したような、市民プールのプールサイドが似合いそうな、丁度よい小腹満たしですね。


具材は主張せず調和して、見たことはないけど冷し中華の原風景のように沁みます。元気チャージができたので、さて、所用をこなしますかね。


ごちそうさまでした。


★しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。