今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 613)カップヌードル・ブタホタテドリ

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群雄割拠だったコンビニ業界は、セブン、ファミマ、ローソンの三国時代となりました。すると北海道のセイコマ鮮卑でしょうか。


そんな生き馬の目を抜く如き業界は、客の目をひこうと商品の入れ替わりが激しく、店舗限定商品やパイロット版が乱れ飛びます。


で、セブン限定というブタホタテドリを発見する。テレビ CM はなんとなく覚えている。復刻版なんだろうな、懐かしさもあり購入。


側面をみると 1991 年8月発売とか。まだ実家住まいだから、食べてないかもしれない。カップ麺は怠惰な大学生の頃覚えたもんな。


ともあれ、派生企画では平成売上 No.1 というし、復活総選挙でも2位らしいし、期待できるね。1位の天そばは、記憶にないや。


お湯を注いで3分間待ちながら側面の但し書きを読む。ブタホタテドリはスープの味付けです、とのこと。ロースト醤油味が楽しみ。

 

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蓋をあけると、豚骨系のジャンクな香りが漂う。近年の健康志向のカップヌードルもいいけど、これは心のスキマも埋めてくれそう。


ひと口飲めば期待通りの濃さ。豚骨がリードするものの、ホタテの旨味も、鶏の深味も感じられるのね。ズルズルすすれば喉が渇く。


具にはブタもホタテも入ってるな。特にホタテのコリコリは、ほかにない味わい。おや、キクラゲ。当時の豚骨ブームの影響かも。


食べた記憶がないのにセイシュンの食卓感がすごい。でも、トクホのペプシを合わせるあたりが、中年の悲哀かな。塩分薄めなきゃ。


大学の頃、誰かの家にたまってダラダラ過ごして、夜中に電気ポットのお湯で食べるカップ麺。あんなおいしいご飯、そうないな。


ごちそうさまでした。