今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 581)豆腐一丁そば in 箱根そば

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小さい頃、夏休みの思い出はいろいろあったはずなのに、すべて中学の部活の日々で上書き保存されました。水を飲まない、昭和なスパルタ思想。


なくした記憶は取り戻せないけど、新たな思い出をつくればいいわけで、そんな夏のイベントの1つ、箱根そばの風物詩こそが豆腐一丁そば。


その名のとおり、豆腐がド〜ンと載せられた、無謀な迫力満点の冷やしそば。思い切ったメニューですが、好評なのでしょう、定番化しています。


まずは、卓上の醤油を少しかけて、豆腐をポソリとちぎりとる。改めて味わうと大豆はほんのり甘く、それが醤油の塩気でグンと引き立ちます。


醤油部分、麺つゆ部分、ねぎ部分、生姜部分など冷奴をじっくり味わう。居酒屋でも、こんなに真面目に豆腐と対峙したことはないですね。


豆腐を半分ほど食べたところで、そばをすする。さすが箱根そば古女房のように安心のおいしさ。食べるたびに、胃袋が涼で満たされていきます。


そばと豆腐を一緒くたにかきこんで完食。水をガブリと飲もうとしたところ、豆腐が思ったよりも場所をとっていて、苦笑いしてチビリで我慢。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。