崎陽軒のシウマイが食べたい。そう思うと居ても立っても居られず、検索すれば以前住んでいた街の支店が最寄らしく、久しぶりに訪問する。
電車が地下化され、すっかり小綺麗にロータリーが整備されているけど、よくみると街並みと店はそう変わっていない。安心してシウマイを購入。
ホッとしたところで、せっかくなので小腹満たしにラーメンでも。記憶をたどって脇道に入ると、待っていてくれたかのように、変わらぬ店構え。
煮干しスープで名高いこちら、一時期は都心にも支店を出してたっけ。晩ごはんまで時間もないので半らぁ麺を選ぶ。久しぶりだから楽しみだな。
マスク越しでもわかる、煮干しスープの香ばしさが店内を満たしており、しあわせを感じながらも待ちきれません。早く来ないかな、なんて思う。
かわいらしい小ぶりな丼ぶりが到着。半らぁ麺とはいえ、めんま、ナルト、チャーシュー2枚、海苔、ネギと立派な陣容。喜び勇んで箸を割る。
スープはザ・魚といった旨みだけど、生臭さはゼロ。煮干しならではの苦塩っぱい芳醇な香りが鼻をかけ抜け、口腔が美味しさに満ちています。
細めのストレート麺は歯ごたえがプツプツして、計算されたように当然おいしい。白眉の具材はめんま。コキコキがたまらない、箸が止まらない。
ライスが似合いそうな懐かしさ。でも、昭和レトロではなく、平成を生き抜いた革新派。お腹を空かせて、全部のせのスペシャル食べに来よう。
ごちそうさまでした。
★しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。