今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 349)親子丼・小 in なか卯

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なか卯アイデンティティは親子丼にある。各種うどんもおいしいし、牛丼だって他社に引けをとらない。でも、なか卯の魂は親子丼にこそある。


なんて大仰に書きましたが、当ブログを顧みれば一度も触れていない。なんというか、慚愧にたえません。で、今朝は親子丼狙い撃ちで訪問です。


なか卯名物である、やたら操作が必要なタッチパネルを乗り越え、ご飯少なめで注文。操作の数はきめ細かい対応の証ですから、気になりません。


到着を待ちつつ店内のポスターを眺めると、うな重ひつまぶし風、たっぷり甘えび海鮮丼、冷やし坦々うどんなど、季節メニューが華やかなこと!


次来たときは何を食べよう、と悩む間もなく親子丼の到着。ふわふわの玉子は甘く、鶏肉はしっかり繊維質。匙を持つ手が高速で止まりません。


なんというか、久しぶりなのに舌に馴染む味。ズルズル食べて、山椒を振ろうと卓上をみれば、あれ? ないや。仕方ないので、紅生姜をのせる。


これが怪我の功名か、意外と相性がよくおいしさが加速。食べやすいからと飲み込んでしまわぬよう、意識してよく噛んでゆく。もぐ、ズル。


あとで調べると、何年か前から山椒の常置はしておらず、湿気らないようにとの気遣いとか。そういえば券売機で山椒追加のボタンがあったかも。


などと思いつつおいしく完食。朝だからちょっと物足りないくらいがちょうどいい。今度はお腹をすかせて、並盛、とん汁付を食べるぞ、と誓う。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。