今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 648)赤いたぬき(天うどん)

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コンビニは誘惑が多い。各社のPBもさることながら、お菓子、アイス、飲み物などのパイロット版が売られることも多く、見逃せない。


カップ麺もまた然り。定番が並ぶスーパーではみられない、攻めた新商品がズラリと並ぶ。たまに立ち寄っては、目についたものを買う。


いつ食べるというわけではないけど、子どもがオヤツに食べたり、雨の降る週末のランチにしたり。で、いつ買ったものか赤いたぬき。


コンビニの赤いきつねはお揚げが2枚なので、たまに買うのですが、これはキャラとのコラボ商品ですね。ようは、天ぷらうどんです。


うどんを食べるというと、鍋焼き、味噌煮込み、カレーなどの変化球が多く、たまにやさしさを求めて、きつねうどんを食べるくらい。


遅く起きた朝の小腹満たしにちょうどよい。縦長の容器だからか小袋もなく、先入れ天ぷらにお湯の洗礼を浴びせる。おいしくなあれ。


待ち時間が5分なのがどん兵衛系との差異ですね。テレビで時間を確認しつつ待つ。いざフタをあければ、思ったより水位が低いね。


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安定したダシの香りがたまらない。昔ながらのフライ麺ですが、この舌触りこそカップ麺の醍醐味よ。ツルツル、フニフニいただく。


天ぷらはダシに油を滲ませ、代わりにダシを吸い上げる。まるでCO2を吸ってO2を吐き出す光合成の如し。そおっと持ち上げる。


意外と崩れずにしっかり、むっちりしており、エビの香りもいとをかし。オリジナルのふわふわ玉子や、ネギのショリショリも楽しい。


刻み揚げもかなり入っており、実質むじなうどんですね。ひたすらおいしく、毎日のようにカップ麺を食べていた若いころを思い出す。


小腹は満たされたので、無理をせずダシは残す。棚には緑のきつねも残っているけれど、若さあふれる家人に食べられてしまうかもね。


ごちそうさまでした。