コンビニは誘惑が多い。各社のPBもさることながら、お菓子、アイス、飲み物などのパイロット版が売られることも多く、見逃せない。
カップ麺もまた然り。定番が並ぶスーパーではみられない、攻めた新商品がズラリと並ぶ。たまに立ち寄っては、目についたものを買う。
いつ食べるというわけではないけど、子どもがオヤツに食べたり、雨の降る週末のランチにしたり。で、いつ買ったものか赤いたぬき。
コンビニの赤いきつねはお揚げが2枚なので、たまに買うのですが、これはキャラとのコラボ商品ですね。ようは、天ぷらうどんです。
うどんを食べるというと、鍋焼き、味噌煮込み、カレーなどの変化球が多く、たまにやさしさを求めて、きつねうどんを食べるくらい。
遅く起きた朝の小腹満たしにちょうどよい。縦長の容器だからか小袋もなく、先入れ天ぷらにお湯の洗礼を浴びせる。おいしくなあれ。
待ち時間が5分なのがどん兵衛系との差異ですね。テレビで時間を確認しつつ待つ。いざフタをあければ、思ったより水位が低いね。
安定したダシの香りがたまらない。昔ながらのフライ麺ですが、この舌触りこそカップ麺の醍醐味よ。ツルツル、フニフニいただく。
天ぷらはダシに油を滲ませ、代わりにダシを吸い上げる。まるでCO2を吸ってO2を吐き出す光合成の如し。そおっと持ち上げる。
意外と崩れずにしっかり、むっちりしており、エビの香りもいとをかし。オリジナルのふわふわ玉子や、ネギのショリショリも楽しい。
刻み揚げもかなり入っており、実質むじなうどんですね。ひたすらおいしく、毎日のようにカップ麺を食べていた若いころを思い出す。
小腹は満たされたので、無理をせずダシは残す。棚には緑のきつねも残っているけれど、若さあふれる家人に食べられてしまうかもね。
ごちそうさまでした。