今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 412)カキフライ定食

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ご存知のとおり、英語でRのつかない月はカキを食べるな、という。May、 June、 July、 August。意外と少ないけど、カキ好きには長く感じるな。


夏が旬の岩ガキとか、近年は輸入物もあるから、ダメ!絶対!というわけでもないけど、潤沢に流通しなくなるのは確かで、去りゆく季節を惜しむ。


で、定食屋の黒板にカキフライをみかけ、一も二もなく注文する。久しぶりに来たけど、1割値上げしてますね。まあ、ステルス値上げよりは好感。


ほどなくやってきた定食をみるに、気のせいかご飯の盛りも控えめなような。考えすぎかな。そもそも、それほど量も食べられないしね。いざ箸を割る。


まずはパセリをパクリ。青臭さがイイね。その勢いでキャベツを半分ほど食べておけば、ベジファーストとしても効果十分でしょう。みそ汁をひとすすり。


主役のカキフライ。4粒あるので、醤油ふた粒、ソースふた粒でいこうかな。醤油は和風で日本酒が似合いそうだし、ソースは洋風でハイボールが似合いそう。


ま、白米ですけどね。ここのカラシはよくきくので、カキの潮の香りを活かすためにつけすぎないように気を使う。つけない選択肢はないんだよね。


店は「お好きならどうぞ」で出してるんだろうけど、出された薬味はひと通り試したくなる。ともあれ、盆過ぎの海水浴場のような、シーズン最後を楽しむ。


フライに限らず、カキ鍋、ソテーなど今シーズンも楽しみました。旬の食べ物を食べられるというのは、それだけでシアワセなのだとしみじみ思う。


ごちそうさまでした。