今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 736)コク旨ちゃんぽん in やよい軒


以前やよい軒の前を通りかかったとき、新メニューのちゃんぽんに気がついた。ランチタイムはいつも混んでおり足が向かなかったけど、朝ならばチャンス。


朝食メインの時間帯。厨房のルーチンを崩すような気がしてちょっと憚られたけど、券売機で売っているものなら、さほど嫌がられるものでもないのだろうか。


ともあれジャズが流れる静かな店内に、ちゃんぽんで〜すと高らかに注文が通る。気恥ずかしいような、誇らしいような気持ちがないまぜになる中年男の朝。


やはり、朝のちゃんぽんはそれなりに時間がかかり、待つ間しっかりとWEBで予習する。なんでも鶏と豚のダブル白湯スープらしく、期待が高まり、胃が唸る。


やって来たちゃんぽんは思ったより小ぶりで、+260円にてご飯と唐揚げつきの定食があるのも頷ける。ともあれ朝なら適量そのもの、まずはスープをゴクリ。


ダブルだしに、野菜、魚介のコクも加わった白湯スープに間違いは起こらない。あまりのおいしさに、二度見ならぬ二度飲みして、望んだ味を存分に堪能する。


中太のストレート麺はツルツルいけて、適度にスープを絡めとり、アツアツのまま喉を通り抜ける。具沢山なのもうれしく、キャベツをザクザクと咀嚼する。


キクラゲのコリコリが、なんとも言えないアクセント。付属の辛味噌であまり辛くなりすぎないよう、スープが豊富な早めのタイミングで味変する。


店内は冷房がきいているとはいえ、暑いなかやってきたので、汗が噴き出します。やよい軒名物、卓上の漬け物をボリボリ食べて、塩分を補給しておこう。


朝ラーメンが食べたければ、富士そばゆで太郎があるし、その気になればこうして朝ちゃんぽんまで味わえるなんて、都会は贅沢だな。などと思いつつ完食。


ごちそうさまでした。