暑いときに、熱いものを食べる。やけくそのようで、カラダを冷やさないためには大事な心がけ。本日は担々麺専門店、と言いつつ別メニューもある。
名物辛い担々麺もいいけど、メニューをみれば支那麺、四川麺、酸辣麺など、魅惑のラインナップに心がおどる。どんなのかわからんけど、支那麺にしよう。
サービスのゆでたまごを剥きつつ到着を待てば、前客の丼ぶりよりも早く登場です。みれば、醤油スープに細麺が泳ぎ、具材は刻み高菜、ひき肉、ネギのみ。
ずいぶんシンプルだけど、本場?の麺類っぽくて納得。キレイに剥けたゆでたまごをのせて箸をわる。スープには油が浮いており、ネギがどんどん煮えている。
ベースが担々麺用のスープだからか、素直な醤油ラーメンではない。どことなく大陸の風味がする。ラー油をひとたらし、コショウを軽くふって麺をすする。
安定の縮れ麺に刻み高菜がからんで、優しい味わい。たまごは黄身ホコホコで、喉に詰まりそうなところをスープで流し込むのが楽しい。ああ、滋味である。
残念なのが、ちょっと少なめなこと。ゆでたまごをもう1つ剥くのも面倒で、そこに沈んだ挽き肉をいくらか掬い上げてレンゲを置く。お腹は温まりました。
ごちそうさまでした。