今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 815)醤油ラーメン

 

寒い日は温かい汁物が嬉しい。まして、寒い地域の名物ならば、体を温めるノウハウが詰め込まれていて、文句なしにおいしい。そこで、アツアツのラーメン。

 

札幌みそラーメンが売りのこちら、店前の看板の人気メニューによれば「1番辛みそ、2番みそ、3番チャーハン」とか。どれもおいしそうだとノレンをくぐる。

 

券売機とニラメッコすれば、新作だろうか「半チャーハン、半餃子セット」を発見。ひどく心揺さぶられたけど、初心通りに汁物にしよう。あえての醤油かな。

 

札幌はみそラーメンが有名だけど、北海道はだだっ広いので、旭川の醤油、函館の塩などご当地ラーメンも多い。ただしこちらのは「札幌風醤油」です。

 

やってきたのは茶色いひと品。いわゆる東京の中華そばと異なり、ナルトや海苔などはなく、渋めの色遣いです。油がたっぷり浮いており、アツアツの予感。

 

匙でひと口飲めば、結構な熱さで、一気に胃が燃えてくる。麺をすすれば、これまた熱く、ふうふうと冷ましつつ食べゆく。ネギもどんどん煮えていきますね。

 

お隣の学生さんは、ランチサービスで麺を2玉にした上にライスもつけており、若さあふれる胃袋にちょっと嫉妬する。炭水化物で満腹にできる年頃なんだな。

 

私の選んだランチサービスはもやし増量。健康を意識するなら、本来ラーメン屋にくるべきではないのに、日和ってしまう根性なしの自分がいます。

 

ともあれ、メンマはコキコキと歯ごたえよし。チャーシューもとろとろで言うことなし。途中でコショウをふって味変しつつ、おいしく完食。ふう、温まった。

 

ごちそうさまでした。