今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 507)鮪・鮭ぶっかけ丼

 

昨日は食べすぎたので、朝はインゼリーのみ。お昼にはお腹がすいてくるけど、ここで食べすぎてはいけない。海鮮ならヘルシーだろうとノレンをくぐる。

 

日替わりはタルタルたっぷりのエビフライ丼、おいしそうだけど油ものだからなぁ。メニューを眺めて、鮪・鮭ぶっかけ丼に目を止める。こんなのあったっけ。

 

一目惚れで注文して、しばし待つ。ごはんをよそって、盛りつけるだけといえばそうだけど、プロがやるとそれなりに仕上がってくるのが不思議なところ。

 

細かく刻まれた鮪と鮭の刺身、たっぷりの刻み海苔、期待に違わぬメンバーに加え、添えられたガリもきっといい働きをすることでしょう。思わず、にっこり。

 

だし醤油と黄身を軽く混ぜて、ワサビを入れてさらに混ぜる。トロリとしたところで丼ぶりにかけて、いざ実食です。匙がついてきたので、ガツンと差し込む。

 

ひと口食べると、どこにいたのか、鰹節の香りに包まれる。鮪、鮭はそれぞれおいしいけど、鰹までが参戦して、思いがけないジェットストリームアタック

 

鼎のごとく三者三様の働きですが、それらをまとめる黄身のコクもまた見事。もりもり食べゆけば、底のほうにはだし醤油がたまっていて、濃ゆい味わい。

 

刺身を残し気味に食べていたので、最後は刺身の合間に米がある状態。塩分はさておき、脂質ほかは少なめだろうし、あすけんの未来さんもお喜びでしょう。

 

ごちそうさまでした。