今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 862)まぐろ担々天ぷらそば in えきめんや

 

生活圏というものは自然と形成される。自分は新宿を頂点として、京王、小田急、環八で描かれる大三角が行動範囲のほとんどである。あとは、職場に行くくらい。

 

中央線はまだしも東武、西武、京急あたりはイベントでもないと乗らない。京成なんて10年ほど前に乗ったっきりだ。コロナ禍になってからは用もなく出歩かないし。

 

ゆえにTwitterでみかけた駅そばシールラリーも、JR、京王、小田急は即食べられるも、京急と東急がこなせない。本日は横浜に野暮用なので、わざわざ京急に乗る。

 

久しぶりだ、京急。免許の更新で鮫洲に行ったのが何年前だろうか。その当時は品川駅にえきめんやがあったけど、残念ながら閉店したので、横浜店へと足をのばす。

 

上りホームの地下に店を構えており、平日は都心への通勤客をガッチリつかまえていそうだ。店向かいの京急グッズの自販機がもの珍しく、じっくり眺めてから入店。

 

キャンペーン用の特別メニューはまぐろの担々天ぷらそば。路線のドン突きに三崎港がある京急らしいね。担々は横浜中華街成分だろうか、気持ちよい接客が嬉しいな。

 

初めての店だから、まずはツユをゴクリ。ダシがきいててもうひと口ゴクリ。そばは凛とした細めで、スルスルと食べられる。基本のそばがおいしいと、期待が高まる。

 

まぐろ担々を取り上げて口に放り込むと、甘辛でキシキシと歯ごたえがあり、挽き肉と伍してなお負けないお味。丼ぶりの底に沈んでしまう前に、一気に食べちゃえ。

 

揚げおきの天ぷらはツユをたっぷり吸ってしっとり。こちらは肉厚なまぐろの旨みが楽しめる。うんうん、大当たり。いつかシンプルなかけそばも食べに来なきゃなぁ。

 

ふだん、行動範囲が狭いので、こうしたイベントで、たまに足をのばすのはいいことだ。コロナも出口がみえてきて、4年ぶりの春を楽しむべし、いや、楽しむピョン。

 

ごちそうさまでした。