かけそば探訪第7弾、京王線の眷属万葉そばへと。京王グループは、居酒屋ユースもできるたまの里、立ち食いの高幡そばをもち、なおかつ万葉そばを運営する。
以前は高幡そばだったけど駅の改装とともにリニューアル、食券制ながら店内製麺、茹でたてにこだわる第3のそば店形態で、京王グループのC&Cのカレーも食べられる。
メニューを改めてみるに、各種天ぷらはもちろん、カツカレーまであるけど、たぬきそばはないのが面白い。ともあれ、二八という店内製麺を味わうべく、かけそば。
水ではなく、ポットに入ったかつお出汁を飲みつつ待つ。塩っけのない出汁は、カウンターの醤油を垂らしてもいいのだろうけど、あえて旨みだけを堪能する。
おや、こちらのかけそばもワカメ入り、嬉しい。まずツユを飲めば、出汁がきいており、醤油とみりんが好バランスで、高いレベルのツユです。おいしい。
機械ながら店内製麺、茹でたてのそばは風味が感じられ、軽く噛むとツユになじんで甘く、プツプツと歯ごたえよく切れる。ズルズル食べると、鼻に抜ける香りがよい。
味変で七味をふり、ワカメをクキクキと喰む。朝イチから不埒ながら、天ぷら&ビールを楽しんで、シメに食べたいような、やさしいそばだと思う。
ごちそうさまでした。