麺喰らう(その 875)ヨード卵・光と吊るしベーコンのレッドカルボナーラ in ポポラマーマ
芸能界に疎いけど、毎週日曜日に楽しみに観ている「ニノさん」にレギュラー出演しているので、菊池風磨を覚えた。愛敬だけでなく、慶応卒だからかワードチョイスが面白い。
そんな菊池風磨が別の番組で思い出の店を訪ねていた。そのひとつが生パスタをウリにしたポポラマーマ。駅前でみかけたことはあるけど、パスタに縁遠くて未体験。
本日、風磨も通った成城店前でお昼どきを迎える。せっかくのチャンスなので、番組で紹介していたレッカルことレッドカルボナーラを食べてみるよう。楽しみだな。
やってきたのは、ほんのり赤く染まり、ぽってりとした黄身が可愛らしいひと品。どうやらハバネロソースはセルフらしく、慌ててドリンクバーへ行き中辛を確保する。
チーズの香りがかぐわしい。皿の端っこをくるくる巻いて食べると、しっかりピリ辛。生パスタを判断できる舌の持ち主ではないけど、芯が少し残ったアルデンテがおいしい。
チーズのコク、ベーコンの塩味と薫香感がクリームソースにまとめられて、実に味の世界がふくらむ。黄身をわれば、ヨード卵の濃厚な旨みが加わり、隙のない取り口。
カルボナーラは、卵かけご飯にも通ずるところがあり、やはりはずれがない。終盤でハバネロソースを、三つ四つとて垂らせば味蕾を掘り進むような刺激が半端ない。
菊池風磨にとっては中高生の頃の思い出らしいけど、こんな店が通学路にあったらハマるよな。さすがに東京っ子。こちとら思い出の寄り道は、スガキヤだがね。
ともあれ、セクシー、サンキュー。ごちそうさまでした。