今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 560)アジフライとクリームコロッケ定食

 

先日、ハンバーグと海老フライのセットを洋食界のB'zと名づけた。スタァの競演、華やかな組み合わせは延々と食べていられる。いわば味のGood Communication

 

本日はアジフライとクリームコロッケのセット。いずれもスタァではあるが、好みはあるけど大衆性の面でB'zには劣る。どちらかというと、臨時のユニット的なふたり。

 

島根産というアジフライはタルタルソース付。そのまま食べれば魚の身の旨みがわかり、タルタルをつければ爽やかな洋食、ウスターを追加すればビールのアテですね。

 

さて、もう一方の主役クリームコロッケ。頼りない衣をやさしく持ち上げ、そのままガブリといけば、マグマのようなホワイトソースが溢れ出てきて軽くパニック。

 

熱いトロミの破壊力たるや、中華丼の上の餡のごとし。熱い、おいしい、でも熱い。水で冷やすのは負けた気がするので、ハフハフと熱を逃しつつ、ごはんを頬張る。

 

口内調味によってドリアのような仕上がりとなり、おいしくないわけがない、熱いけど。味噌汁を飲み、キャベツを食んで心を落ち着かせて、オカズの2周目に入る。

 

アジフライのおいしさは言わずもがな、2周目となればクリームコロッケの罠にも当然気づいており、あらかじめ小片に切り分けながら食べてゆく。これで、いいのだ。

 

このコンビ、関連性は薄いし、なんなら初めて食べる組み合わせだし、いわばチャゲ石川優子のふたりのアイランド。物珍しいコラボだけど、しっかりと売れました。

 

自分でも何を言っているのかわかりませんが、長くブログを続けているとこんな日もありますね。ともあれ、おいしさに偽りなし。しっかり味わって栄養にしました。

 

ごちそうさまでした。