今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 609)鶏肉飯(ジーローハン) in 松屋

 

松屋が台湾フェアを行っている。むろん私のアンテナに引っかかるのは、百貨店ではなく牛丼の松屋である。現地に開店して5周年を記念しているとか、おめでたい。

 

第1弾は鶏肉飯(ジーローハン)。寡聞にして知らなかったけど、台湾グルメの定番らしい。茹でた鶏肉に、ネギだれがたっぷりかけられて、見た目にもおいしそうだ。

 

台湾のご飯物というと、魯肉飯(ルーローハン)を食べたことがある。甘い角煮がご飯によく合っていた。台湾は地理にも歴史的にも近く、料理が日本人の舌に合う。

 

二郎飯ついでに調べると、太郎飯もあるらしい。ターローハンは大肉飯と書いて、豚肉と野菜の炒めたのがのっているとか。どうせならサブローハンもあるといいのに。

 

鶏むね肉にたっぷりのネギだれは見た目にもおいしそう。温玉、青ネギ、キムチあたりが松屋ナイズドの結果だろうか。箸ではもどかしくスプーンを差し込んでガブリ。

 

ネギだれは酸っぱくて、ごま油がきいて、甘っ辛くておいしい。味がしっかりしているし、丼ぶりの底までたれがしみているので、これだけで白米がやっつけられそう。

 

さらに、温玉キムチがまずかろうわけもない。酸味のきいたサクサクキムチが温玉でまろやかとなり、青ネギのショリショリも相まってこれもまた、オカズヂカラ抜群。

 

食べながら、天津飯がいるのだからジーローハンもドラゴンボールに出てきそう、とか考えていると、排骨飯(パイクーハン)とやらがアニメオリジナルでいるらしい。

 

ともあれ、完全に具材がご飯に対してオーバーキル。ジーローハンをオカズにご飯が食べられます。朝からしっかりと食べすぎたので、お昼ご飯は軽めにしようと誓う。

 

ごちそうさまでした。