過ぎたるは猶及ばざるが如し。とは孔子の言葉ですが、まさに今それを思い知っています。思えば注文のときに「並盛と中盛」を確認されて、中盛を頼んだのがすべて。
昨年の秋、こちらの店で「中盛>並盛」を学習した。そのときは並を食べたことを忘れ、「中盛、いけるっしょ」と根拠なく頼んだ己の不明を恥じる。そう、多いのだ。
相変わらず麺はモチモチだし、濃い鶏白湯スープとの相性も抜群である。するすると食べられるのだけど、いつまでたってもなくならない。少しワンパクが過ぎたかな。
胡椒や七味で味変し、お酢やラー油も駆使して食べ続ける。おいしい、けれども、一向になくなる気配がない。止まない雨はなく、明けない夜もない。頑張れ、オレ。
食事は楽しむもので、頑張るようではいけない。でも、自ら多めを頼んでおいて残すのはもっといけない。自縄自縛のような感情を抱えつつ、終にそのときは来たれり。
麺を1本残さず完食し、水をわずかな隙間に流し込む。腹くちくなるなんてヤワな表現では足りないくらい満腹である。このあと昼寝できればいいけど、仕事なのよね。
これがまた、午後ずっーと、みぞおちの右っ側あたりがシクシク痛むこと! 怖くなってググると、膵炎、胆石、胆嚢炎といった、おどろおどろしい単語が並んでいる。
で、冒頭の孔子の言葉を思い出すわけですね。ようやく痛みも落ち着いてきたので呑気にブログに書いてますが、健康第一、腹八分目に医者いらずを実践していきます。
ごちそうさまでした。つけ麺に罪なし。