今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 71)かき揚げ玉子そば

f:id:socius_lover:20190422080539j:plain


ガード下の立ち食いそばがなくなったと思ったら、居抜きでチェーン店が入っていた。


独立系の店がなくなるのは寂しいけど、選択肢が回復したのは喜ばしい。


改装された店内は清潔で、券売機で PASMO が使えるのが助かる。立ち食いそばには珍しいタッチパネル式には一瞬戸惑うけど、じきに慣れるんだろう。


お渡しどころをみれば、食券の列がうどんとそばに分かれている。なるほどひと工夫、券売機での動作がひとつ減るもんな。


程なくやってきたそばは、みたところ透明で、醤油よりも甘みの強いツユ。このチェーンは初めてですが、おいしい。ありだな、アリ。


さて、あとはどこで食べてもわが作法にのっとる。まずは丼ぶりに口をつけ、ほんのり温まった白身をつるりと飲み込む。こうすると、ツユ全体に溶け出さないからネ。


かき揚げは箸を入れるとホロリと崩れるソフト系。タマネギの甘みがしっかりと感じられ、にんじんや青菜などもあわせ「野菜を食べてる感」が心強い。


途中で、黄身をつぶし蕎麦にまぶしつつすする。


ツユは途端に濁るけど、黄身もなるべく散逸させないようたどり着いた食べ方。ツユをすべては飲み干せませんからね。


朝早い店内はいつのまにか先客もはけ、気づけば客は私ひとり。


店員さんはシフト交代のタイミングか、総勢4名。どうということはないけど、ちょっと箸が速く動いた朝でした。


ツユをゴクゴク飲んでひと汗かきました。グラスの水をゴクリと、口のなかの油と玉子っぽさを洗い流す。


新店は気持ちいいね、ごひいきにしようかな。


ごちそうさまでした。