関西では紅生姜の天ぷらを食べる、という話は以前ブログに書いたし、似て非なるもので、紅生姜のちくわ天ならば富士そばで幾度か食べた。
https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/02/12/070400
富士そばは店ごとのメニュー裁量権が大きく、単なるチェーン店とは言い切れない。で、こちらでみつけた紅生姜天そば、一も二もなく試さねば。
すこし前、富士そば名物としてカップ麺にもなった紅生姜天は、紅生姜と玉ねぎのかき揚げ。やはり香りからして、ちょっと酸っぱさを感じる。
箸で突き崩してパクリ。玉ねぎの甘みの後、紅生姜の酸味がやってきて、個性派2人がツユでまとまっている。THE ALFEE のごとき三重奏です。
肝心要のおそばは、無難でクセのない富士そばクオリティ。スルスルたぐれば、フワフワを通り越してモロモロのかき揚げが自然とついてくる。
古きよき街そば屋さんも好きだけど、個性ある種ものを追求する立ち食い系もやはり見逃せない。そんな決意を新たにする、そんな一杯でした。
ごちそうさまでした。