今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 39)焼き餃子+回鍋肉

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餃子が食べたい、そんな夜。


カリッと焼かれた皮、野菜と肉の旨味が詰まった餡、それらが織りなすハーモニーを感じたい。


本場中国では水餃子が当たり前とかいわれても、ここは日本だと即反論する。郷に入っては郷に従え、だな。


さて本日はぎょうざの満洲。王将に比べるとマイナーですけど、埼玉や都下民の一部にファンは多い、と思う。


席に着けば、水とともに餃子の小皿が運ばれてくる。まさか餃子を頼まないわけないよね?  という自信の表れ。「3割うまい」の標語はダテじゃない。


タッチパネルで慎重にメニューを選ぶ。餃子は外せないとして、晩酌のアテになるものがいいな。


汁ものはおなかたぷたぷになるので、できれば野菜的なものを〜と悩んでホイコーロをチョイス。うん、ビールによく合う、我ながらいい仕事。


出来上がりまで手持ち無沙汰で、餃子の小皿にコショウをサカサカ入れ、お酢をタラリ。酢コショウをつくる。


醤油を入れないほうが、皮と餡の味がよくわかる気がします。コショウをたっぷり入れるのが、おいしさの秘訣。


ビールを飲みつつ待つこと5分、やってきましたマイ餃子。1つつまんで、まずはそのまま半分サクリ、ハフハフ。これこれ、これが食べたかった。


断面によくしみこませて二口目。くうう、アンタうまいよ、最高だよ。解放された肉汁たちも大喜びだよ。ビールがうまい。


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ホイコーロも野菜不足解消の強い味方。強めの味噌味がビールをさらに加速する。キャベツの芯近くのゴリゴリに負けない強気な味つけが助かる。


ビールで濃厚な味噌を洗い流して、再び餃子。小麦粉、豚肉、野菜すべて国産というご自慢の餃子。


3つ食べたところで、タレに醤油を足して味変更。うんうん、これもやはりイイね。


あっという間になくなる餃子たち。最後の1つは、お行儀ワルですがホイコーロの味噌ダレをペトリ。


うふふ、あまりのおいしさに、思わず声が出そうになる。オッサン1人でわろてたら不気味なので、すんでのところで踏みとどまりますけど。


野菜はたくさんとったけど、どうも中華を食べると、気が焦る。熱さも味のうちという強迫観念で早食いになるのが反省点。でも大満足。


ごちそうさまでした。