今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 149)ゲソ天・玉子そば

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台風の疲れなのか食欲がない朝。お昼はバタバタしそうなので、何かお腹に入れておきたい。


軽食でいいんだけど、おにぎりやサンドイッチは咀嚼・嚥下に苦労するので、こんなときはそばに限る。

とはいえ、立ち食いそばは油ものが原則。


いや、月見にすればいいんだけど、どうせ食べるならカロリーを摂っておきたい。


食欲あるじゃん、ってわけではなく貧乏性なんだね。


で、玉子は当確としてパートナーを品定め。本日はゲソ天を選ぶ。なんとなく、海産物を食べるのが誠実な気がしたんだよナ。


いずれにせよ油もの。気合い入れて食べよう。


カウンターで水を飲みつつ呼び出しを待つ。入り口間際なので、外の気温と厨房の熱気が混ざり、なんかぬるい感じ。


茹でたて麺を従えて、やってきました  My おそば。出汁の香りで少し食欲が出てくるな。日本人なら、条件反射でお腹がなるよネ。


まずは丼ぶりに口づけ。ぬるくなった白身をチュルンと吸いこみ、黄身はアチアチの出汁で温めておく。半熟まで、しばしの別れ。


ゲソ天というより、かき揚げ featuring ゲソだね。箸でザックリと割ってみれば、ゲソさんがこんにちは。


ガブリと噛めば、玉ねぎは甘く、ゲソはコリコリ。うんうん、よかよか。


あとは出汁でモロモロに自壊していくかき揚げを尻目に、麺をスルスル食べ進める。塩っけの強い黒い出汁と更科そばの白が美しいコントラスト。


ああ、そばにして正解。

油は堪えるけど、サクサクモロモロはやはり大正義。おっと、そろそろ黄身が煮えた頃なので、よくまぶして、そばボナーラを楽しむかね。


汗をかきつつおいしく完食。あとで胃薬必須ですが、わが朝食に一片の悔いなし。


ごちそうさまでした。