今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 113)しゃけの塩焼き朝食

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朝からシャケ気分だったので、久しぶりのやよい軒探訪。券売機の前で「あれ、銀鮭じゃなかったっけ」とか思いつつ、しゃけの塩焼きを選択。


なんでだろう、銀鮭の供給の関係かね。まあ、しゃけとしておけば、白鮭、紅鮭、アトランティックサーモンだろうといいわけだからね。


ともあれ、セルフのお茶をズルズル飲みつつ到着を待つ。ジャズの流れるゆったり空間、牛丼屋さんに+100 円で得られる、たまの贅沢時間。


さて、やってきましたマイ朝食。卵、納豆、しゃけと蛋白質豊かなのがいいね。十六穀米がないのが残念ですが、ここはもち麦とせず銀シャリで。


あれ、納豆がパックになってるナ。しばらく来ないうちにいろいろ変わるもんだ。ともあれ納豆はよくかき混ぜてこっそりみそ汁へ入れる。


まだまだ食前の準備は忙しい。卵をわって、しょうゆをひと回しかけ、ご飯の中央に築いた凹みに卵液を注ぐ。おっと、ノリも開封しなきゃネ。


それではいただきます。まずは納豆汁をズルリ。安心のやよい軒ダシに納豆のコクが加わり言うことなし。納豆をひと粒ずつ潰すようにかむ。


しゃけをほぐしては口に入れ、ご飯をかきこむ。しょうゆを少なめにしたので、卵の味がよくわかるな。黄身のネットリ、白身のツルリが楽しい。


時おりノリを巻くのも楽しい。理想の朝ごはんのような定食だけど、自宅というより旅館の朝といった風情。しゃけがしみじみとおいしい。


おかずは十分なのに、ついつい食べちゃうお漬け物。大根の細切りとしその実、なんてことないけど中毒性が高い。お茶漬けにのせたいお味。


ご飯をおかわりしない前提で残量を見極め、最後のひと口をしゃけの皮で巻いて食べる。組み立ての勝利に酔いしれ、皮の香ばしさにしびれる。


残るみそ汁に沈む納豆を平らげ、ちょっとぬるくなったお茶で口を爽やかにリセット。しっかり栄養がとれたのだから、いい一日になるでしょう。


ごちそうさまでした。