今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 189)エビ天そば

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何を食べたものか、思い悩む朝。思考停止して信号機の明滅に身を委ねると、小諸そばにたどり着く。季節メニューを横目で見つつ店に入る。


温かいのがいいナ〜と券売機前に立てば、エビ天1本サービス中とか。チャンスは最大限に生かす主義なので、150 円のおトクに飛びつく。


それでも 500 円だから、立ち食い界隈では高い部類。丼ぶりセットの価格帯だよな〜なんて思いながら食券を提出。水を飲みつつ呼び出しを待つ。


おお、3本並ぶエビ天は大迫力。さながら天高く舞う鯉のぼりのごとく。毛利元就よろしく3本の矢は力強いね。まずは無料ネギを添える。


普段とは異なり、まず最初に大胆に1本食べてしまおう。衣サクサク、身はプリプリ。ゆず七味を加えた小諸の淡麗なツユは旨味を邪魔しないネ。


エビ天の尻尾。大好きなんですよね。一番動くところだから肉がしまっていておいしいんだとか。でも、喉の異物の原因になるらしいのでガマン。


ガマンも3本になるとツライな。三人寄れば文殊の知恵。仏の顔も三度。三度目の正直。二度あることは三度ある。ともあれ、ガマン、ガマン。


中盤の2本めは、まだサクサク。

終盤の3本めで、モロっと崩れてきました。


天ぷらのいい油がツユにしみだしてるなぁ。ツルツル、プリプリ食べ終えれば、3本の矢尻がツユに浮かんでいます。おトクておいしかったナ。


エビ天は高タンパク質らしいので、それも嬉しいおまけです。メインは満足感だけど、それに栄養価まで加わり、充実の朝ごはんでした。


ごちそうさまでした。