今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 193)肉富士そば

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朝一番のホームの冷えた静けさが好きさ♩  とは渡辺美里による歌詞ですが、そんな風流を感じる季節になると、朝食は温かいものがいいですね。


とはいえ、今朝の胃腸は油物はノーセンキュー。立ち食い界の主力、天ぷら以外を券売機で探す。おお、肉だ。肉ならいけそうだねえ(本当?)。


演歌の流れる店内でしばし待つ。朝から夜更け気分というか、富士そばにキターという実感に満ちあふれる。オジサン率が高い客層にもなじむし。


さて、呼び出されましたゾ。店名を冠にいただく一杯はさすがにボリュームがあるね。しっかりと、かつ、いそいそとトレイを戴いて席につく。


温玉を逃さないようサジを携えて、まずはそばをお試しにズルリ。うん、安定の富士そばクオリティ。どこか懐かしく、そしてハズレなし。


薬味ネギはつゆに漬け込み、七味をパラリとかけていざ本番。お肉を食べれば脂身多めの豚バラはつゆの味をヴェールの如くまとっています。


海苔とワカメで健康を祈念しつつ、サジで温玉を半裁してチュルリと飲み込む。おお、濃厚だネ。

煮えてきたネギは風邪気味の身体にしみるなあ。


具材を食べるうちに身軽になったそばが食べやすくなる。ズルズル、ズルリ。これからの労働の糧となる栄養だ、おいしく食べねばなるまい。


蛋白質と炭水化物。漢の基本を形づくるメニューに大満足。寒空のもと出勤ルートもあとわずか、ファイト! と自分に言い聞かせたりします。


ごちそうさまでした。