今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 123)焼き魚定食(秋刀魚)

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こじんまりとした定食屋さんが、珍しくすいている。ここはお母さんひとりで厨房を賄うから、こいつはラッキーとのれんをくぐる。


いつもなら肉野菜炒め定食を食べるけど、せっかくなので食べたことないものを物色。よし、焼き魚定食にしよう。サケかサンマかサンマかな。


サンマの旬はやや過ぎたけど、まあ、通年メニューだから関係ないやね。サンマの開き、いいじゃない。佐藤春夫やら関係ないっす。


あいにくスダチではないものの、レモンを絞り、大根おろししょう油をかければそれだけで OK。ツンツンつついては食べてゆく。


干物でもすごい脂がのってます。香ばしさもあってご飯のすすむこと、この上なし。この味が楽しめるなら、大人になってよかったと思えますね。


付け合わせのサラダは惜しみなくおいしい。トマトの冷たさがごちそうです。ゆで卵の喉に詰まる感じも懐かしく、モリモリ食べてゆく。


酢の物や、自家製っぽい漬け物も強力なご飯の相棒。それにしても、サラダ、漬物、酢の物、キュウリ率の高さよ、ビバ、キューカンバー!


さて、開きでもおいしいのですが、惜しむらくは開きゆえキモがないこと。頭の近くにそれっぽい苦味ゾーンがあったので、しっかり楽しむ。


最近疲れ気味だから、栄養つけられたかな。ランチの仕上げには粉茶を飲んで、抗菌効果も期待する。実に心身満たされる食事でした。


ごちそうさまでした。