今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 281)おいしいラーメン

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大阪はくいだおれの街だけあって、名物料理に事欠かない。粉もん文化に代表されるB級感が、お隣りの京都との対比を浮き彫りにさせて楽しい。


お好み焼き、たこ焼き、串揚げ、けつねうろん、ふぐちり私の胡乱な知識では、どこまで行っても大阪グルメにラーメンのイメージはない。


道頓堀発祥というこちらは、メニューに「おいしい」と冠するなど自信マンマンのようす。見せてもらおうか、おいしいラーメンの実力とやらを!


なんでも社内資格でスープソムリエ制度があるとか。お隣さんが 20 回ほどレンゲでスープを飲んでるのをみるに、ダテじゃなさそうだナ。


さて、やってきました、おいしいラーメン。白菜たっぷり、チャーシューどっかり。印象としてはヘルシー路線かな。まずはスープをひと口。


スープは淡麗で、コンソメっぽい感じ。ガツンとこないぶん、毎日続けられるイメージ。卓上にコショウがないのも、基本のスープへの自信かな。


スープは細めのストレートだけど、意外とスープをよく巻き上げる、おっ豚バラ肉も発見です。ズルズル、ズルズル、たしかに「おいしい」。


途中で、卓上の唐辛子とニンニクを少しだけ入れるとかなりの味変。耳かきのように小さなサジ一杯なのに、もとが淡麗だから変貌がすごい。


でも、悪くない。何というか、いつも食べる「上品ではない」ラーメンに近づいた感じ。こちらのほうが親しみやすいかもって、なんでやねん。


いずれにせよ、意外な大阪発のラーメンは、シンプルにおいしいです。今度は夜に来て、チャーシューメンとギョウザ、ビールにしたいナ。


ごちそうさまでした。


しばらくは、食べだめのお蔵出しです。