今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 286)自家製・肉うどん

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家麺をつくるとき何をトッピングするかは大きな問題である。茹でながらでは遅い。買い物の前、なんなら朝の目覚めから組み立てる必要がある。


何を大袈裟な、と思う向きもあろうけど、月見にしようと冷蔵庫を開けて、しまった、朝に目玉焼きにしたんだった、と後悔する可能性もある。


ともあれ外食店では券売機、なんなら食券を出すときに現金払いでもトッピングできる。店側は商売だけど、客は優柔不断でいいわけです。


さて、本日の家麺。夜の主食にするから、ボリューム感のあるトッピングがいいナ。朝に買い物に行くから、揚げ物は油がまわるかな、うーん。


讃岐うどんをカゴに入れ、あれこれ考えるも、下手の考え、休むに似たり。とりあえず油揚げを買って、冷蔵庫に余ったすき焼きのタレで炊こう。


すると天啓が降りてきて、同時に牛肉も炊けば、肉うどんになると気づく。甘辛く味つけるなら米国産肉がベターかな、よし、方向性が定まった。


あとは脳内の手順をトレスするのみ。牛肉とお揚げをあらかじめすき焼きのタレで炊いて、冷ましながら味をしみこませておく。おいしくなぁれ。


うどん玉を茹で、丼ぶりに取り分け、アチアチのダシを注ぐ。自販機で買ってきたアゴだしなんだけど、希釈するだけで驚くほどおいしいのダ。


あとはスーパーで買ってきた刻み九条ネギとともに盛りつければ完成。うーん、立ち食いなら 400 円台かな〜などと自己評価しつつ、ズルズル。


サラリーマンのサガで、つい早食いになる。家人に驚かれつつあっという間に完食。朝から組み立てたメニュー、食べるのはわずか5分でした。


ごちそうさまでした。