今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 316)自家製・肉うどん

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家でお好み焼きを焼いた翌日。ぶた肉、揚げ玉、九条ネギが余っており、何かできないものか三題噺のように考える。答えはシンプル、肉うどん。


あとはダシとうどんがあれば必要にして十分。そういえば自販機で売られているダシがおいしかったから、もう一本買い足したんだっけか。


スーパーへ行くも、うどん玉だけでは愛想なく、ついついビールや徳用刺し身なんて買っちゃう。あくまでメインはうどん、それは忘れないヨ。


さて、ペットボトルのダシを7倍に薄めて、火をかける前にぶた肉を入れる。えっ、沸騰する前に入れちゃうの? と言われれば、答えはイエス


詳しくは、東村アキコによる「とり野菜みそ」の広告記事に詳しいが、豚の旨味の融点は40℃と低温らしく、じっくり煮出したほうがうまいのだ。


https://www.toriyasaimiso.jp/special/comic005


閑話休題、肉うどん。沸騰したらアクをとり、しばらく煮込んでうどん玉を入れる。讃岐か稲庭か悩んだけど、もちもち感を優先しての讃岐採用。


うどんが煮えたらトングでとりわけて、揚げ玉と九条ネギをちらして、たっぷりダシを注ぐ。肉の脂をまとったうどんが嬉しそうにダシで泳ぐ。


さて、実食。自宅のうどんなんだから、のびたら食べられるもんじゃない。ダシをゴクリ、トビウオの深い旨みが堪りません。七味もかけちゃう。


あとはモムモムとうどんをすすり、ダシとともに揚げ玉を飲み込む。脂身が溶け出したぶた肉は、それでもなお歯ごたえよく、主役であり続ける。


軽めですが、それがいい。ついつい欲張ってオナカ 120%にしちゃうと、アタマが活動停止するからねぇ。でもビール飲んだし、午睡しちゃおう。


おやすみなさい。ごちそうさまでした。