今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 224)自家製・肉団子のトマト煮

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ハンバーグをつくろうと買い物に出かけ、ふと気づくと肉団子をこねていた。何というか、空気を抜いて、真ん中をくぼませて、がめんどくさい。


さっきまであったはずのやる気を置き去りに、成り行き任せで調理は進む。たしか、トマトの水煮があったはずだから、味つけはコレにしよう。


お湯にコンソメ顆粒と水煮を加え、適当に塩コショウ。隠し味にしょう油をチラリと足してひと煮立ち。弱火にして、肉団子を入れて、蓋をする。


あとは、固くなるのを覚悟でコトコト煮込む。合挽き肉だから、赤い部分が残るのはイヤだし、そもそも肉団子は固いほうが好みだったりする。


頃合いを見計らって味見。さじひと口なのに意地汚くビールも飲んじゃう。悪くはないけど、フレッシュ感がほしいからケチャップをひと回し。


お、酸味が加わって好みになりました。ここで肉団子を小皿に取り分け、味見というか早弁する。ハフハフすかさずビール。何やってんだ、オレ。


で、ころころ肉団子の完成。これだけ立派だとパスタに和えて、カリオストロ風スパゲティにしてもよかったな。ともあれ、おかずヂカラは強い。


これぞシェフの気まぐれメニューだななんて思いながら箸を進める。肉団子半分でビールが3口はイケる。飲み過ぎ注意なご機嫌晩ごはんでした。


ごちそうさまでした。