ひと駅歩こうと道ゆかば、かまぼこコロッケそばとかいうポスターが。見れば、宮城県南三陸町名物らしい。寝ぼけている胃に喝を入れるかね。
チェーン店はこういうフェアがあるから定期巡回が必要なんだよナ。開店早々で混み合うのがイヤだけど、ここで食べねば一生食べなさそうだ。
食券を提出すれば、呼び出しまでは早い。かまぼこコロッケをググる暇もなく現物とコンニチワ。ひと口齧れば実にかまぼこ。むっちりした食感。
かまぼこに衣がついているという、ゲシュタルト崩壊な感じ。見ればグリンピース、ニンジン、コーンのミックスベジタブルが練り込まれてます。
開店したばかりで茹でたてに近いそばが、カツオのきいた濃いめのツユに泳いで、しみじみおいしい。ようやく胃が目覚めてきたかな、ツルツル。
コロナ以降、露骨に立ち食いそば屋が減ったと思う。数少ない生き残りにお客さんが集まり、次から次へとひっきりなしにお客さんがやってくる。
崩れることのないコロッケを食べつつ、耳が暇なので注文の復唱を聴いていると、ほとんどがお得な朝セットを注文している。そりゃそうだネ。
ともあれ、貴重な体験でした。そばもいいけど、カラシ醤油なら酒のアテにもなりそうな南三陸名物でした。東北の海沿いは応援しちゃうよね。
ごちそうさまでした。