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おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 298)ニラレバ炒め定食 in 日高屋

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スタミナ料理といえばレバー、そんな刷り込みのあるアラフィフです。世代的にはニンニク信仰よりやや下、お笑いでいうと第4世代くらいかな。


レバーは独特の食感で好き嫌いが分かれます。家で食べようと思うと、牛乳でくさみをとるなど下ごしらえも面倒で、もっぱら外食に頼ります。


ニラレバなのか、レバニラなのか。卵が先か、鶏が先かの宗教論争のような話ですが、こちら日高屋ではニラレバ炒めですね。五十音順ですな。


調べると、中国語では「韮菜炒牛肝」らしく「ニラレバ」の順。なぜ「レバニラ」が人口に膾炙したかというと「天才バカボン」の影響との説が。


バカボンパパの好物が「レバニラ炒め」で、それを連呼した影響だとか。西からのぼったお日さまが東に沈む、なんて歌ってるし、その流れかな。


ともあれ、餃子の王将はニラレバ、対する大阪王将はレバニラなのも興味深い。とかいっているうちに登場するニラレバ。勢いよく箸を割る。


レバーのサクサクというか、ややモソモソとした食感と、もやし、玉ねぎ、ニラのシャキシャキ感の対比がいいね。濃いめの味つけでご飯が進む。


日高屋にたどり着くまでに、何軒か中華料理店を回ったんだけど、必ずしも取り扱いはないのね。本格中華というより、和風中華の花形なのかな


味わうのはもちろん、消化の足しになるようよく噛んで食べる。漬け物代わりのザーサイ、やや濃いめのスープ、すべてがニラレバの黒子です。


最後のもやしの1本まで丁寧につついて、きれいに完食。最後にグイッと水を飲み干までが定食です。レバニラ、もといニラレバ、大満足です。


ごちそうさまでした。