スタミナ料理といえばレバー、そんな刷り込みのあるアラフィフです。世代的にはニンニク信仰よりやや下、お笑いでいうと第4世代くらいかな。
レバーは独特の食感で好き嫌いが分かれます。家で食べようと思うと、牛乳でくさみをとるなど下ごしらえも面倒で、もっぱら外食に頼ります。
ニラレバなのか、レバニラなのか。卵が先か、鶏が先かの宗教論争のような話ですが、こちら日高屋ではニラレバ炒めですね。五十音順ですな。
調べると、中国語では「韮菜炒牛肝」らしく「ニラレバ」の順。なぜ「レバニラ」が人口に膾炙したかというと「天才バカボン」の影響との説が。
バカボンパパの好物が「レバニラ炒め」で、それを連呼した影響だとか。西からのぼったお日さまが東に沈む、なんて歌ってるし、その流れかな。
ともあれ、餃子の王将はニラレバ、対する大阪王将はレバニラなのも興味深い。とかいっているうちに登場するニラレバ。勢いよく箸を割る。
レバーのサクサクというか、ややモソモソとした食感と、もやし、玉ねぎ、ニラのシャキシャキ感の対比がいいね。濃いめの味つけでご飯が進む。
日高屋にたどり着くまでに、何軒か中華料理店を回ったんだけど、必ずしも取り扱いはないのね。本格中華というより、和風中華の花形なのかな
味わうのはもちろん、消化の足しになるようよく噛んで食べる。漬け物代わりのザーサイ、やや濃いめのスープ、すべてがニラレバの黒子です。
最後のもやしの1本まで丁寧につついて、きれいに完食。最後にグイッと水を飲み干までが定食です。レバニラ、もといニラレバ、大満足です。
ごちそうさまでした。