傍からはソウルフードと言われるけど、地元は言うほど食べていない、そんな料理がある。ケンミンショー辺りで派手に祭り上げられている印象。
さて、ニュータンタンメン。川崎市民のソウルフードと紹介されていたけど、知人にきくと何度か食べたことあるとは思う、辛かったかな、程度。
コンビニでコラボカップ麺をよくみるので、ずっと気になっていたのです。坦々麺にヒントを得た辛いラーメンなので、ニュータンタンメンとか。
いちど食べてみようと、池袋店へと。ピークを過ぎた時間なのに半分くらいの入り。けっこうな人気だなと期待も上がり、一番人気の中辛を待つ。
見た目は予習通り、玉子の黄色と、唐辛子の赤が好対照。ニンニクのにおいがするかな。ひと口食べれば辛みがガツン、ニンニクはフワリと香る。
玉子のトロトロした食感はあるけど、辛みを中和する引き立て役に徹しています。レンゲですくって口にすれば、ひき肉の食感がモムモムと。
オリジナルだろう深い溝のついた箸が太ストレート麺を的確にとらえます。じゃがいものようなホクホクした食感はニンニクですね、結構あるな。
ツルツルと麺を食べていくと、唇は痛いわ、目に染みるわ。でもクセになる、辛さと旨さの平均台を渡るような味。川崎市民、うらやましいぞ。
川崎というと工業地帯、フロンターレ、南武線くらいしか印象にないけど、ニュータンタンメンが深く脳裏に刻まれました。百聞は一食にしかず。
お隣のお嬢さんはスープも完飲、すごいな。アルバイトの女の子も賄いで食べてるし、愛されてるなニュータンタンメン。スガキヤを思い出すよ。
また来ます。ごちそうさまでした。
★しばらくは、お蔵出しです。
