今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 537)カップヌードルプロ

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プロ、職人、名人。道を極める人への敬称はさまざまですが、そこにはある種の畏敬の念がつきまといます。奴はできる、なんて言われてみたい。


で、コンビニでみかけたカップヌードルプロ。では在来品はアマチュアに区分されるのか、と手にとると、どうやら「プロテイン」のプロらしい。


フタには、蛋白質15グラム、糖質50%オフ、食物繊維+ビタミンB2たっぷり、など殺し文句が舞い踊る。筋肉志向の人にはたまらないんだろうな。


私もプロサラリーマンの端くれ、と強弁しつつお湯を注ぐ。ぱっと見で何の違いもない。さすがカップヌードル、原点にして到達点、王者の余裕。


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3分間は過ぎてみれば刹那。フタを恭しく剥がして箸で麺をひと回し、ズルズルとすする。うん、そうと言われなければわからない、いつもの味。


カップヌードルライトもそうだけど、吟味しないと違いがわからない味のクオリティがすごい。気持ち謎肉の味が濃く、歯触りがやわいくらい。


はたして筋肉志向の人がカップ麺を食べるかはわかりませんが、個人的にはダイエットコーラ、ノンアルビールを嗜むので、全くもってアリです。


ざっかけなく麺をすすり、エビをつつき、謎肉を食み、卵を舌で潰す。いつもの作法だけども、栄養バランスがいいと思うと、それだけで嬉しい。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。