今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 379)たまかけしらすおろし朝食 in すき家

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朝の散歩の興がのり、気づけばオシャレタウン。オープンカフェでくつろぐセレブ(当社比)がチラホラおり、さすが東急沿線だゼ。


小腹を満たそうと思うも、小綺麗なモーニングに当然気後れ。平日ならスーツで武装してるけど、オフの気分では、ハードルが高い。


頼みの渋そばは駅の構内で、わざわざ入場券を買うくらいならトッピングの1つもできるし。そんな小心者の選択として、すき家


新作も気になるけど、オトクな朝定食がいいな。せっかくなので他牛丼チェーンではみかけない、たまかけしらすおろし朝食を選ぶ。


大正義のたまごかけご飯に、しらすおろし、小鉢、味噌汁、海苔。充実のメンバーはさながら黄金期西武。胃が肩慣らしを始めます。


丼ぶり飯をかきこめば、黄身、白身、醤油、それぞれが主張しつつ、調和する。ひじき煮を摘めば、牛蒡の硬質な歯ごたえが楽しい。


さて、しらすおろし。食が細かった幼い頃でも、食卓にしらす干しが出ると大喜びでご飯を食べたっけ。思い出補正込みで、大好き。


醤油を少しさすと、しらすの潮っけ、大根の甘さと青臭さが際立ちます。しらすは特に、命をいただいているって強く感じますね。


おっと、あまりのオカズヂカラに海苔がお留守になってました。たまごがあまりかかっていない白米部分を海苔で巻いて、実力発揮。


最後はお行儀悪ですが、しらすおろしを丼ぶりに移し替え、1匹足りとも、1粒残さず匙で食べ尽くす。庶民の喜びここに極まれり。


腹くちくなって駅に戻れば、カフェはすでに満席で、セレブ(当社比)で溢れている。今度は少し勇気を出して、入ってみようかな。


ごちそうさまでした。