ワンプレートの盛りつけというと、お子さまランチを彷彿とさせる。いろんな食味が盛りつけられ、見た目も味わいも夢のようなひと品。
あるいは、ガンダムにおけるアムロの食事。何が何やらわからないけど、どぎつい色合いもあり、未来感あふれる。食べたくはないけどさ。
で、ビリヤニ・ターリー。ビリヤニはインドあたりで食べられている、肉入り炊き込みご飯。ターリーが大皿、すなわちプレートですね。
印僑の店は、内装といいメニューといい、テンプレートがあるのだろう、どこも雰囲気が似ている。良し悪しではなく、安定している。
ランチサービスのホットティーをすすりつつ、到着を待つ。以前はチャイやラッシーも選べたけど、このご時世だからか、選択肢はなし。
手づかみで食べるナンも、衛生の観点からは苦戦なのだろう。個人的には、ガッツリ食べたいときはおかわり放題のナンはありがたいけど。
やっえきたターリーをみれば、日替わりビリヤニ、カレーが3種類、サラダの豪華なひと皿。山盛りの長粒米にスプーンを差し込んでパクリ。
おっ、辛い。突き刺す辛みではなく、スパイスの風合いを感じられる味わい。ただ、カレーも辛いわけだから、逃げ場はサラダのみだ。
左のオレンジ色のカレーを食べると、意外なことに酸っぱい。調べるとライタという、インド風ヨーグルトサラダらしく、いい箸休めです。
カレーはそれぞれ味わいが異なり、黄色いほうはほんのり酸っぱぬ、茶色いほうは日本のカレーっぽい。いずれも、言わずもがなで辛い。
カレーを舐めては、チキンがゴロゴロ入っているビリヤニを食む。スパイスの秘境に迷い込んだ心もちですが、食後の水で我にかえる。
ごちそうさまでした。