今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 451)炊込幕の内弁当

オーバーキル:核兵器含め、相手に必要以上の攻撃を行うこと。転じて、過剰な景気引き締め策を行うこと。

 

一般的な定義はさておき、オカズヂカラが過剰で、ご飯が足りなくなるときに、困っちゃうな、オーバーキルだなとほくそ笑んでしまう。

 

で、本日の日替わりは炊込幕の内。その名のごとく、炊き込みご飯がみっちり詰まった幕の内弁当。ただでさえオカズ要らずの炊き込みご飯だというのに!

 

炊き込みご飯と名乗るけど、具材はごく少量のタケノコとシイタケ。いわば味つけご飯なんだけど、ダシ、醤油、みりんの三重奏はそれだけで、うっとりする。

 

炊き込みご飯をしみじみ頬張り、それだけでシアワセなのに、手つかずのオカズがいっぱい。シアワセがいっぱい。丸いフライはなんだろうとガブリ。

 

ハムカツかな、薄いハムが2枚重なってるタイプで、醤油もソースもいらない、しっかりした味つけ。エビフライは衣が多いけど、かえってそれがいい。

 

炊き込みご飯は、たまにあるお焦げっぽいところが白眉です。鮭は身も皮もちゃんと塩っぱく、煮物、玉子、かまぼこも彩り以上のはたらきをしています。

 

付属の味噌汁の出番がないほど、AKD砲が揃っていた頃の西武打線のごとく、充実のラインナップ。塩分過多かな〜と思いつつも、大満足の昼餉でした。

 

 

ごちそうさまでした。