今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 468)マーボ豆腐定食

 

最近の病院の検査は凄まじい。血液、尿、身長、体重から、どれだけ塩分をとったかを言いあてるのだ。仕組みはともあれ、生活が丸裸で、イヤンな感じ。

 

ちなみに塩分の1日摂取量の目安は、基準はいろいろあるけど、およそ6グラム。ラーメン1杯食べたらオーバーするほどで、意外と厳しいのです。

 

で、私めの推定塩分摂取量が12グラム。高血圧で通院しているとは思えない結果に若いドクターも苦笑い。薬を増やす前に、まずは生活習慣の改善です。

 

とはいえ、麺類の汁は残すし、漬け物も自重、醤油も物足りないくらいで我慢しているのに、これ以上何をすればいいものか、そして僕は途方に暮れる。

 

ランチが外食なのがいかんのか。薄味のおにぎりでも持参するべきか。いろいろ悩みつつ、本日はマーボ豆腐。辛味により塩分控えめになるという寸法です。

 

とりあえず料理がきたら、雑念は捨て置いてひたすらに味わう。辣油の辛さだけでなく、花椒がきいているマーボは、20世紀には味わったことのない本格派。

 

レンゲでマーボを頬張っては、箸に持ち替えてごはんを食べる。やがてもどかしくなり、ごはんにマーボを少しずつかけて、ひと口マーボ丼として食べてゆく。

 

 

おや、玉子スープにトマトとキャベツが入ってますね、こうしたバージョンアップは素直に嬉しい。でも、漬け物はひと切れだけで我慢しておこう。

 

カレーと同じく、辛いものを食べるときは途中で水を飲まない。汗をかきつつ一気に食べ終えてから、舌を労って水を飲む。ついでに塩分も薄まらんものか。

 

減塩、難敵だ。

ごちそうさまでした。