今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 604)源おにぎり(国産真さばの塩焼き&ツナマヨ) in オリジン弁当

 

食欲はあるのに食べるのが面倒くさい。食事という楽しみを放棄すると、当然人生が味気なくなるので、スランプの理由を考えてみると、すぐに思い当たる。塩だ、塩。

 

アラフィフともなるといろいろガタがきており、さまざまな検査を受けるわけで、医師に指摘されたのが塩分摂取量です。1日6gを目指すのに、現在は11gなんだとか。

 

朝ごはんは欠食も多く、大好きな麺類は週に23杯でしかも汁は残す。店で出されたものは残さないので味噌汁も飲むけど、家では野菜たっぷりにしてダシを楽しむ。

 

それなりに気を遣って生きているのに、現実は残酷である。もっとも、ブログに書いてある通り、週末は好きに食べているし、いよいよ引き締めなければならないかな。

 

そんなわけで、塩っけを意識しすぎて食事がつらかったのだと思い当たる。醤油ではなく、ダシ、マヨ、スパイスなどを駆使して、あるいは味の素をかけてもいいかも。

 

で、本日はオリジン弁当の源おにぎり。店内手づくりのおいしいやつ。とはいえ、塩分を気にしつつ購入すれば、さば1.5gツナマヨ1.4g、2つで1日量の半分かぁ。

 

ツナマヨ。いつの間にかトップオブザおにぎりワールドの地位にいる。まあ、マグロ(カツオ)とマヨネーズの組み合わせがおいしくないわけがない。事実、おいしい。

 

さばは煮ても焼いても食えるやつで、非常に助かる。塩さばの身の歯ごたえと米粒の甘みでグイグイ食べられちゃう。でもこれで塩分1.5g、塩鮭とか食べられないな。

 

平日昼間はどうしても外食せざるを得ないので、工夫が必要ですね。メニュー選び、すなわち店選びから始まり、減塩を気にしつつ水分を多めにとる。うーん、大変だ。

 

とはいえ、目の前のおにぎりの味に間違いはなく、罪もない。白米の甘みが出るまで噛み締めて、緑茶で流し込む。中学の部活の遠征、昼休みを思い出す味にニンマリ。

 

あの頃は何を食べても、体が塩をふくくらい汗をかいたから、塩分を気にしたことなどなかった。まあ、50年間好きに飲み食いしてきたんだから、ツケもたまるかな。

 

ごちそうさまでした。