今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 481)海鮮丼

 

 

鮮魚がおいしいスーパーで、夕食用に寿司パックとにらめっこ。こちらは本格派で、高い価格帯だとウニいくらはもちろん、シャコや子持ち昆布が入っている。

 

で、海鮮丼を選ぶ。握らないぶん、ネタにお得感がある。中トロ2切れ、イカ、光り物、甘エビ、タコ、つぶ貝、サーモン、いくら、玉子、ガリ、ワサビ。

 

はっきりいって豪華絢爛、980円の価値はある。帰宅して野菜室にて保存して、食べる1時間前から常温にしておく。このひと手間がおいしさを増すのです。

 

こちらのワサビはやたらきくので、各ネタに少しずつつけて残りはフタに避けておく。付属の醤油をチラリと垂らせば準備万端、あとは仕上げをご覧じろ。

 

海鮮丼を食べるとき、というか丼ぶりを食べるときはいつも、ご飯を多めに食べてゆくクセがある。具が足りなくなってご飯が余るのが嫌な性分なのである。

 

トロは2切れあるので、ためらいなく1切れパクリ。年をとると赤身がおいしくなるけど、これだけ脂と赤身のバランスがよいと、トロもはっきりとおいしい。

 

イカは甘く、貝はコリコリ、甘エビはぷりぷり。すべてのネタが満点で、もりもりと食べてゆく。途中、ノンアルビールを飲みつつ、食事マストゴーオン。

 

行儀は悪いけど、テレビを観ながら気楽に食べる。自宅での愉快な食事にはなんてことないバラエティが似合う。難しいこと考えずに舌鼓を打つのがよろし。

 

途中、ききすぎるワサビに煩悶し、底に散らばるいくらを寄せ集め、最後に残した中トロとわずかに残るごはん粒をあわせてキレイに食べ終える。大満足。

 

ごちそうさまでした。