今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 490)あじとなめろうフライ定食

 

星占いなんて、信じていない。全国でおよそ1000万人が同じ運勢だなんてありえない。でも、天気予報に引き続くので、つい毎日みてしまう悲しい性。

 

で、本日は最下位。「でも安心してください、ラッキーアイテムはアジフライ」と言われても、何の慰めにもならない。とはいえランチを考える手間は省けた。

 

で、和食屋さんに足を伸ばして、あじなめろうのフライを注文。昨日みかけた黒板メニューだけど、今日もありました。まあ結果的に験担ぎができました。

 

やってきたのは、キャベツの千切りを背もたれに凛とそびえるアジフライが1尾と、まん丸ななめろうフライが2つ。味噌汁を飲みつつ、戦術を考える。

 

とりあえず、あじの半身は醤油、もう半身はソースでいただこうかな。真ん中で断裁して、チロチロと醤油&ソースをかける。まずは醤油のほうをガブリ。

 

いかにも青魚といった、しっかりと繊維の感じられる肉質で、醤油はあじの旨みの脇役的な立ち位置です。白米をかきこんで口内調味すればちょうどよい塩梅。

 

お次はソースをかけた半身にカラシをつけてガブリ。こちらはソースの我が強く前に出て、ビールが欲しくなる味わいですが、オカズヂカラもバッチリです。

 

小鉢やお新香など、すべてが白米の消費に働いて、箸がいそがしい。途中、キャベツで口を洗い、なめろうフライも1つずつ醤油&ソースで食べるとしよう。

 

なめろうフライは他所ではあまり見ないけど、いわば「あじのメンチカツ」なので間違いのない味です。ガブリとかじるとフワトロで、目尻が下がります。

 

揚げ物ではありますが、ヘルシーな魚ゆえ問題なし。そう自分に言い聞かせつつ、ペロリと完食。最後にお茶をグイッと飲み干して、大満足で席を立つ。

 

ごちそうさまでした。