今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 801)チゲ味噌ラーメン in 日高屋

 

 

日頃チェーン店で食べることが多いけど、旬の食材や季節限定メニューは、やはり歳時記を彩ります。日高屋で冬の風物詩、チゲ味噌ラーメンをいただく。

 

タブレットを操作して注文を終えると手持ち無沙汰になる。これがメニュー表ならじっくり眺めて、次はこれにしようなんて時間が潰せるんだけどね。

 

図書館の自習室のように、向かいは見えないけど隣席とは低い仕切りしかない。横を見れば、スマホを眺めて到着を待つオジサンが4人並ぶ。ま、私もだけど。

 

手持ち無沙汰にチゲ味噌ラーメンを調べると、なんと 1030 kcalもある。スープを飲めば腎臓が泣き出すくらいの塩分量だろうな。前回食べたとき、調べてるね。

 

https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/03/01/070500

 

ともあれ、寒い季節は熱くて辛いのがありがたい。真っ赤に染まったスープをレンゲでひと口飲むと、突き刺す刺激と広がる熱さのダブルパンチにやられる。

 

しかし、辛みの奥には確かな旨みが感じられるので、クセになってもうひと口。すでにデコから汗が出始めており、これからが思いやられます。

 

麺をすすると跳ねそうなので、ちまちまと食べる。平打ち麺にスープがよく絡んで、食べるたびに唇がいたい。それなのに箸が止まらぬおいしさにまいっちんぐ

 

辛み逃しに、にら玉を食べれば、玉子の甘みが愛おしい。ここにいたり、卓上のセルフサービスの水を淹れ、チビチビと舌を洗う。喉のいたみが和らぎます。

 

キムチもたっぷりで、文句のつけようのないチゲ味噌ラーメン。こんなに辛いのに、どうして食べてしまうのか。そこに山があるからだ、そんな心境です。

 

そろそろと麺を食べ進め、具材も丹念につつき終え、丼ぶりに残るのは赤い月食のようなスープ。いけない、とわかっているのに、3口ほど飲んじゃいました。

 

ごちそうさまでした。