今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 937)合わせ味噌コーンバターラーメン with ザンギ in 千歳市

 

おにぎりあたためますか。北海道のコンビニでは、おにぎりを温めるかを確認されるという。バラエティの番組タイトルにもなっているフレーズを生で聞きたかった。

 

4時過ぎにホテルで目を覚ますと、既に外は明るい。いくら東京と経度が違うとはいえ、少し驚く。素泊まりなので、道民が誇るコンビニ・セイコーマートへ向かう。

 

驚くことに、ホットシェフというコーナーでおにぎりが保温され、すでに温まっているのだ。冷蔵のおにぎりを買えば温めてくれるのだろうけど、思わずホットを購入。

 

ともあれ、おかかベーコンと筋子をおいしくいただく。写真に納めるのを失念したけど、米も水もおいしいからか、ごはんのおいしかったこと! ガラナで流し込む。

 

で、お昼は今日も味噌ラーメン。食べるなら、とことんです。味噌は白、赤、合わせとあるので、売上2位という合わせ味噌バターコーンラーメンを選ぶ。楽しみだ。

 

ついでにザンギも頼み、手持ち無沙汰に箸袋を眺めていると、道内各地だけでなく、北千住と国分寺に支店があるとか。知らないほうが幸せだったかもしれないな。

 

しかし、産直の味には期待できる。札幌のテレビ塔の近くで売っていた「きび」(北海道のひとはとうもろこしをそう呼ぶ)の賞味期限は茹でて30分と書いてあった。

 

そんな繊細なコーンがあるなんて、正直驚きです。缶詰だの水煮だのを食べる東京人に喝を入れてくれるにちがいない。窓から高い空を見上げて、北海道の空と大地に期待する。

 

さて、味噌ラーメン。スープの味を確認がてらコーンを噛めば、実に瑞々しく、合わせ味噌に負けず甘い。太麺をすすれば実にバランスよく麺とスープがからんでくる。

 

同行していた福岡人が、バターによる味変がすごいと呟いており、バター付近を攻めてみれば、濃厚でコクがすばらしい。考えてみれば、乳製品だって産直だもんな。

 

ズルズル、はふはふ食べているとザンギがやってくる。正直いって唐揚げとの区別はつかないけど、衣に味がついていて、さらに付属の甘酸っぱいタレがよく似合う。

 

で、帰りしなに寄った道の駅で、ソフトクリームを食べるとこれまたおいしい。甘いのにサッパリ。深いのに、サッパリ。乳糖不耐気味ですが、これは食べてよかった。

 

 

1泊2日の強行軍でしたが、すべておいしかった。旅の高揚感は否めないけど、若い頃ならもっと食べられたのに。と思うも、若い頃だとお財布が足りないし、人生って難しいな。

 

ごちそうさまでした。

また来ます、北海道。