ランチビュッフェは自分との闘いである。無論アラフィフともなると量ではなく質。自分を律し、胃袋と相談しつつ、腹八分目を目安にメニューの組み立てをするのだ。
こちらシズラーのサラダバーは、お値段がはるだけあって、サラダ、フルーツ、ソフトドリンクはもちろん、ライス、パスタ、デザートまでめくるめく種類が居並ぶ。
1皿目はサラダで様子をみる。レタス類、豆類、コーン、トマトなどを盛りつけ、トルティーヤとタコスミートも追加する。ミニッツメイドを炭酸で割って席に戻る。
いつもなら1日分はあろうかというたっぷり野菜をムシャムシャと喰む。人気の店は回転も早く、サラダは素材の味がいきいきと新鮮で、文句なしにカラダが洗われる。
2皿目はメインディッシュ、ライスでダムをつくり、2種のカレーを盛りつける。脇にパスタをのせれば夢の炭水化物まつり。家人にはお子さまセットと揶揄される。
黒いカシミールカレーはかなり辛く、ビュッフェに浮かれた子どもが罠にかからないか心配です。茶色いビーフカレーは程よいからさで、チーズトーストにまぶしたり。
そして3皿目。パイナップル、ドラゴンフルーツ、黄桃などの盛り合わせに、バナナヨーグルト、杏仁豆腐、コーンフレーク、ミックスソフトの特製スイーツを添える。
どれも甘〜いけど、ローストコーヒーの苦味とよく似合いました。腹くちくなりましたが、大事なのは満腹度より満足度。元をとるより、食卓の雰囲気を楽しむのです。
普段のランチなら三日半くらいの値段だからといって、それだけ食べられるものではない。どれを食べてもおいしいものから、あれこれ悩んで皿に盛るのが贅沢なのだ。
ランチビュッフェがよいのは、みんな笑顔でおしゃべりしている、明るい店内のムードもありますね。自分もその一員となり、幸せを分けてもらい笑顔の魔法にかかる。
ごちそうさまでした。