今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 960)味玉ら〜めん

 

本来ランチタイムは楽しみである。労働からしばし解放され、気候や腹具合、懐具合とも相談しつつ狙いを定める。しかし、疲れているとそんなことすら億劫となる。

 

そんなとき誰かがメニューを決めてくれるとありがたい。フジテレビのちいかわ占いでもいいし、TBSの篠原アナによる早朝グルメもいい。他力本願ってこういうコト。

 

晩ごはんのメニューに悩んだ主婦が、子どもの前月の給食メニューをトレスするなんて話があるけど、気持ちはわかる。まあ、つくる人と食べる人は役割が違うけどね。

 

そんなこんなで、本日は家系ラーメン。なるべく思考を停止して、券売機の左上、味玉ら〜めんを購入して、麺、味の濃さ、油の量はすべてふつうで注文をすませる。

 

能動的に考えたのは「太麺、ご飯少なめ」だけ。しかし、到着したラーメンは私の無情熱をあざ笑うように実においしそう。生姜やニンニクを入れずに、スープを飲む。

 

塩っぱい。大事なことだから2回いうけど実に塩っぱい。舌が驚く濃度の旨みに、箸が止まりません。短めの麺がスルスルと胃袋に飛び込むのは、実に楽しいひととき。

 

 

ここで、篠原さんがやっていたオススメの食べ方を試す。スープでひたひたになったノリをご飯にのせ、少し豆板醤を加える。これまた、脳天を貫く旨さにしびれます。

 

物事は、始めるまではなんとなく億劫だけど、いざ取りかかれば勢いがつくという。今日のランチがまさにそれで、食べ始めると家系ラーメンの世界に耽溺しています。

 

麺とご飯、のりとご飯、ほうれんそうとご飯、チャーシューとご飯、味玉とご飯。ご飯をおかわりする人がいるのも頷けます。濃いめの味は、オカズヂカラの証ですね。

 

ごちそうさまでした。