生姜焼にハズレなし。ヒラヒラ肉タイプ、野菜炒めタイプ、トンテキタイプ、どれを食べてもおいしいし、どこで食べてもおいしい。不思議だけど、畏るべし生姜焼。
自作しても、それなりおいしく、醤油、みりん、お酒を等量、生姜チューブをお好みで、ソース、ニンニクあたりを隠し味に。豚肉が焼けたら、からめて少し煮詰める。
たったこれだけ。簡単なのに魔法のようにおいしい。しかし、プロの手にかかれば、グレードがダンチで上がる。老舗洋食屋さんの生姜焼は期待しかなく、待ちわびる。
まずはパセリを喰んでウォームアップ。たっぷりのキャベツに生姜焼のタレをからめれば、勢いよく半分ほど食べちゃう。ドレッシングもいいけど、タレがたまらない。
ポークジンジャーが別途メニューにあるので、生姜焼はヒラヒラタイプ。4枚だから、1枚あたりごはんを4分の1ずつだね。ペース配分が決まったところで、いざ実行。
タレのおいしさはいうまでもなく、肉質はしっかり、脂は甘い。洋食屋ならではの皿盛りごはんは、適度に冷めて食べやすく、ついもりもりとハイペースで食べちゃう。
スープを飲んで小休止、残る野菜を片づけたら、生姜焼、再び。肉とめし、吉田戦車の漫画にもあったけど、いくつになっても漢飯はかわらない。夢中で食べ終える。
ごちそうさまでした。