今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 658)生姜焼定食

 

生姜焼にハズレなし。ヒラヒラ肉タイプ、野菜炒めタイプ、トンテキタイプ、どれを食べてもおいしいし、どこで食べてもおいしい。不思議だけど、畏るべし生姜焼。

 

自作しても、それなりおいしく、醤油、みりん、お酒を等量、生姜チューブをお好みで、ソース、ニンニクあたりを隠し味に。豚肉が焼けたら、からめて少し煮詰める。

 

たったこれだけ。簡単なのに魔法のようにおいしい。しかし、プロの手にかかれば、グレードがダンチで上がる。老舗洋食屋さんの生姜焼は期待しかなく、待ちわびる。

 

まずはパセリを喰んでウォームアップ。たっぷりのキャベツに生姜焼のタレをからめれば、勢いよく半分ほど食べちゃう。ドレッシングもいいけど、タレがたまらない。

 

ポークジンジャーが別途メニューにあるので、生姜焼はヒラヒラタイプ。4枚だから、1枚あたりごはんを4分の1ずつだね。ペース配分が決まったところで、いざ実行。

 

タレのおいしさはいうまでもなく、肉質はしっかり、脂は甘い。洋食屋ならではの皿盛りごはんは、適度に冷めて食べやすく、ついもりもりとハイペースで食べちゃう。

 

スープを飲んで小休止、残る野菜を片づけたら、生姜焼、再び。肉とめし、吉田戦車の漫画にもあったけど、いくつになっても漢飯はかわらない。夢中で食べ終える。

 

ごちそうさまでした。