今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 659)豚汁朝定食 in 松屋

 

感心できないとわかっているけど、朝食は食べたり、食べなかったりである。ダイエット、血糖値、栄養などいろいろ考えてはみるものの、結局その日の腹具合となる。

 

お腹がすいていなければ野菜ジュース、二日酔い気味なら温かい麺類、朝から元気を出したいときは定食類を選ぶことが多い。中でも鉄板のスタミナ朝食が松屋である。

 

朝時間帯ならば比較的すいており、お得な朝食、定番の牛めし、贅沢な焼肉などがゆっくり堪能できる。おすすめは豚汁朝定食で、ブタミンパワーをチャージするのだ。

 

チェーン店のメニューに思い入れはもたないけど、これだけは別格。いつ、何回食べても不思議と飽きることがない。お袋の味の記憶を上書きするマイフェイバリット。

 

まずは豚汁に七味をパラリ、牛皿には紅生姜を添え、お新香に醤油をひと垂らし。焼きのりの袋をあけたら、豚汁をズズッと飲んで箸を湿らればようやく準備万端です。

 

味噌と野菜のコク深い豚汁の残り香があるうちに、牛肉を白米にワンバンさせる。タレと脂身の甘さがガツンとくるので、白米と口内調味すれば、抜群のバランスです。

 

豚汁の具材は、つい毎回確認してしまう。豚肉を筆頭に大根、人参、牛蒡、里芋、青葱、玉葱、蓮根、豆腐まで。リックドムを撃ち落とすアムロのように数えきる。

 

豆腐が熱いのが嬉しいや。濃厚な味つけを漬け物でサッパリさせる。漬け物にゆず皮をみつけたので、豚汁に移植して香りづけする。朝食を必要以上に楽しんでますね。

 

焼きのりでごはんを巻いたり、牛肉を巻いたり。明らかにオカズヂカラのオーバーキル、どうしても塩分が気になるけど、嬉しい悲鳴をあげつつ、食事マストゴーオン。

 

もはや理屈はどうでもいい。

おなか、いっぱい。

元気、もりもり。

かなり、シアワセ。

 

ごちそうさまでした。