今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 1009)特製白湯ラーメン

 

白湯は体によい。内臓を冷やすことなく、水分を補給できる。最近では自販機で売られるまでになったのは、緑茶以来の驚きだけど。この場合の白湯は「さゆ」である。

 

これから食べるラーメンは「ぱいたん」であり、濃厚な鶏スープに旨みが詰まっている。もちろん、朝起き抜けに飲むようなものではなく、飲みすぎると確実に太る。

 

同じ「白湯」表記ながら、微妙に異なるのが面白い。「手紙」は中国語でトイレットペーパーだし、「汽車」は自動車だとか。東野圭吾あたり叙述トリックに使わないかな。

 

大山鶏からとったスープがご自慢の白湯ラーメン。ここでは鳥取に位置する「だいせん」で、神奈川にあるのは「おおやま」である。東野圭吾あたり…もういいですね。

 

濃厚なスープをレンゲで確かめると、サラサラしながらも、白濁のうちに旨みが詰まっていて、笑みがこぼれる。ムム、生玉ねぎを発見したので、スープに沈めておく。

 

細麺はツルツルして、歯ごたえバッチリ。スープとの相性がよく、急ぐ必要もないのに、高速ですすり込む。鶏チャーシューはしっとりとして、これまたスープに合う。

 

奮発して特製なのでフィンファンネルのように屹立した海苔と、半裁のゆで玉子が嬉しい。あらかた食べ終える頃、少し煮えた玉ねぎが出てくるので、いくらか頬張る。

 

ごちそうさまでした。