今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 24)肉団子のパスタ、カリオストロ風

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食事シーンがおいしそうなマンガは名作である。

スリーナインのビフテキオバQのラーメン、マスターキートンの豚のから揚げ。


本筋には関係なくて、料理の描写がリアルでもない。でも、おいしそう。

食をしっかりえがく。それだけで架空の登場人物が、にわかに息遣いを感じられるほど身近になるから不思議だなー。


アニメだと宮崎駿作品の料理がとにかくおいしそうですね。

ラピュタの目玉焼きバン、トトロのメザシ弁当、ポニョのラーメンなど、皆んな思い思いの「my ジブリ飯」があることでしょう。


でも宮崎駿でいえば、ルパン三世「死の翼アルバトロス」のすき焼き、「カリオストロの城」のパスタが my 架空ご飯の双璧です。


すき焼きにビールを入れるのは家族の手前はばかられるけど、パスタなら皆んな大好きなのでよくつくります。


合い挽き肉に塩コショウして、ナツメグを加えてよくこね、一口大に丸めておく。

トマト缶にコンソメスープを加え、ケチャップ、ソース、醤油で濃いめに味つけ。先ほどの団子をよく煮込む。

パスタにはこだわらず、アルデンテより長めに茹で上げて、フライパンへ。よーく混ぜ込んだら肉団子のパスタ、カリオストロ風の完成です。


うん、おいしい。


見た目はよくないけど、おいしい。

肉、肉、パスタ、肉、パスタってペースが合う。

ビールも合う。なんならサングリアがいいな。


店では絶対に出てこない、素朴なおいしさ。

自画自賛だけど、素人の男料理ならこんなもん。

大皿をルパンと次元のようにとりあって完食。


ごちそうさまでした。